アナウンス

 電子光理学研究センターの電子リナックおよびSTBリングの共同利用は年2回 (例年 8 月上旬と 2 月上旬頃) に募集されます。応募された実験課題は課題採択委員会で審査され、実施の可否およびシフト数が決定されます。原子核、加速器、放射光分野の課題は課題採択 委員会に先立ち、実験課題の説明をしていただきます。 またテスト実験にかぎり随時申込を受けつけています。ただし随時申込の実験課題にはマシンタイムスケジュールの調整などが行われず、マシンタイムの優先的使用も行えません。

 採択された課題の実験結果 (あるいは経過) は、電子光理学研究センターアニュアルレポート ELPH Annual Report (ウェブ公開)に掲載することになっています。例年 5 月末が〆切ですのでそれまでに原稿を提出してください。

  拠点の活動の一環として、採択された課題の成果の国際会議における口頭発表、国際会議プロシーディングス、および学位論文のリストを収集しています。
共同利用の成果(センターの教員・技術職員・大学院生が他の研究機関で行った研究成果も含む)についての該当する論文がありましたら、その件数と論文名, 著者名, 雑誌名, 号, 発行年, 頁を、学位論文の場合には指導教官名もあわせてお知らせ下さい。

 東北大学電子光理学研究センターにおける共同利用・共同研究の一環として、実験課題募集に合わせて研究会開催企画を公募しています。応募いただいた研究会計画については、当センター課題採択委員会にて学問的な意義、開催時期などを考慮し決定されます。(2017後期は研究会計画の公募はありません。)

 

 2017後期共同利用実施期間について
2017年度後期は電気設備更新が行われる予定になっており、2018年1月-3月の約三ヶ月は共同利用が実施できない予定です。
また今後の工事等の日程調整の結果、これ以外の期間にも共同利用が実施できない恐れがあります。  あらかじめご考慮ください。
 

 

共同利用申し込み

 

電子ライナック・BSTリング共同利用申込書(PDF)


 実験課題の申し込みは現在、電子メールによる申請となっています。上記のPDF申込書に必要事項を記入し、電子メール添付にて下記の共同利用申請用アドレスへ申請してください。

共同利用申請用メールアドレス:usersoffice@lns.tohoku.ac.jp
 
  • 電子メールのタイトルは「2017年度後期共同利用実験課題申込」としてください。
  • 本文には、「申請者名」と「実験課題タイトル」を記入してください。
  • 申請書は必ず最新の物をダウンロードして使用してください。

 

申請後、数日中に返信がない場合や、何かお困りの点があれば下記の共同利用係までご連絡ください。

平成29年度共同利用係:宮部 学 ( メール: miyabe@lns.tohoku.ac.jp | 電話: 022-743-3435 )

 

採択課題

年度 採択課題 共同利用稼動時間
2017(平成29)年度 採択課題一覧  
2016(平成28)年度 採択課題一覧  
2015(平成27)年度 採択課題一覧  
2014(平成26)年度 採択課題一覧  
2013(平成25)年度 採択課題一覧 2013年12月より共同利用再開
2012(平成24)年度   東日本大震災により共同利用休止
2011(平成23)年度 採択課題一覧 東日本大震災により共同利用休止
2010(平成22)年度 採択課題一覧  
2009(平成21)年度 採択課題一覧  
2008(平成20)年度 採択課題一覧  
2007(平成19)年度 採択課題一覧  
2006(平成18)年度 採択課題一覧  
2005(平成17)年度 採択課題一覧  
2004(平成16)年度 採択課題一覧  

 

 

残りシフト数

 

マシンタイム

放射性同位元素製造時の提出書類

実験前に提出する書類

放射性同位元素等の製造・使用・保管に関する計画書 (Word)
放射性同位元素に関する記録(核種毎に作成)(Excel) (2017/10 更新)
放射性同位元素等の譲渡書類(譲渡する場合のみ作成)(Word)
仮眠室使用申込書(使用する場合のみ作成)(Word)
放射線業務従事者証明書および所外における放射線作業承認 申請書(放射線管理室へ)

※実験番号は実験の約1ヶ月前に研究代表者および連絡責任者宛にメールでお知らせいたします。
※譲渡書類の数量は"放射性同位元素に関する記録"で計算して数量を一致させてください。
※不明な点は担当者までご連絡よろしくお願いいたします。


 

実験終了時に提出する書類

・放射性同位元素等の製造・使用・保管に関する報告書(計画書に添付されています)
・放射性同位元素等に関する記録(記録を完成させてください)
放射性同位元素廃棄に関する届出(実験後,廃棄する場合のみ作成)(Excel)

※廃棄数量は放射性同位元素等に関する記録と一致させてください。

 

施設・ビームライン概要(加速器・ビーム特性)

ビームライン概要

電子光理学研究センターでは以下の3つのビームラインでビームを提供しています。 (2015年現在)

ビームライン I
(RI実験)
ビームライン II
(原子核実験)
ビームライン III
(原子核実験)
70 MeV電子線形加速器

第1実験室にて照射
100 MeV電子線形加速器

1.3 GeV電子シンクロトロン

第2実験室にて照射
100 MeV電子線形加速器

1.3 GeV電子シンクロトロン

GeVガンマ照射室にて照射
ビームラインI(RI実験) ビームラインII(原子核実験) ビームラインIII(原子核実験)

加速器・ビーム性能

電子光理学研究センターでは3つのビームラインでビームを提供しています(2015年現在)。ビームライン概要についてはこちらを参照してください

大強度電子線形加速器

大強度電子線形加速器
 70MeVの電子線形加速器(リナック)です。1967年に300MeV電子線形加速器の低エネルギー部として建設され、震災後は第1実験室に大強度電子 ビームを供給する専用加速器として改修されました。8本の1m長Sバンド加速管および90度ビーム偏向部を含むトランスポートラインで構成されています。 第1実験室まで輸送された電子ビームはチタン窓より取り出され、コンバータでガンマ線に変換し、ラジオアイソトープ(RI)製造や放射化学などの実験に用 いられています。この電子加速器の特長は、平均電流が最大150マイクロアンペア、平均ビームパワーが5kWを超える大強度電子ビームを作り出せることです。これまでに、電子ビームエネルギー10~60MeVの範囲で運転実績があります。代表的なビーム性能を以下に示します。
Linac Energy Modulator Repetition Macropulse Peak Current Macropulse Duration Average Current
50 MeV 300 Hz 〜130 mA 3.0 µs 120 µA
30 MeV 300 Hz 〜100 mA 3.0 µs 90 µA

シンクロトロン入射用電子線形加速器(入射器)

シンクロトロン入射用電子線形加速器
シンクロトロン入射用電子線形加速器
(上流部から撮影)
 1.3GeVブースター・ストレージリング(BSTリング)にビームを入射するための最大ビームエネルギー100MeVの電子線形加速器です。2012年に建設され、第1実験室にビームを供給する大強度電子線形加速器とは独立に運転することが可能です。2本の3m長Sバンド加速管と分散部で構成されています。本電子線形加速器はBSTリングへのトランスポートラインの他に、ビーム診断用のストレートビームラインと偏向ビームラインの2つのビームラインが付属しています。

電子円形加速器 1.3 GeVブースター・ストレージリング (BST リング)

機能複合型4極電磁石
2013年に新たにBST リングに導入された機能複合型4極電磁石。通常の4極電磁石のような構造をしているが、磁極面が4極と6極成分を合わせて発生できる形状をしており、これにより色収差の補正が可能になっている。
BSTリング全体
BSTリング全体。周長は約50mあり、青色の偏向電磁石でビーム軌道を曲げてリング内を周回させる。手前の偏向電磁石中央部分に見えているのがBM5と呼ばれるガンマ線取り出し用のビームライン。

 STリングはシンクロトロンと呼ばれる種類の電子円形加速器であり、線形加速器から入射された約90 MeVの電子ビームを最大1.3 GeVまで加速してリング中に貯蔵します。ビームの加速や貯蔵に必要なエネルギーは、共振周波数500 MHzの高周波加速空洞により供給されています。リングを周回している電子ビームの軌道上に非常に細い炭素ファイバーを挿入することで、制動放射により高エネルギーのガンマ線を発生させることができ、このようなビームラインが2か所に設置されています。代表的な運転パターンでは、2秒ほどで入射ビームを加速し、10秒程度の時間をかけて 10 ~30 mA の電子から少しずつガンマ線を発生させ、その後5秒程度で再び次のビームが入射されています。これまでに、ストレージビームエネルギー0.8~1.3GeVでの運転実績があります。代表的なビーム性能を以下に示します。

Injection Beam Energy Injection Repetition Ring Top Energy Storage Beam Current
90 MeV ~0.05 Hz (typ.) 0.8~1.3 GeV ~30 mA

標識化ガンマ線ビームライン

 BSTリングには、標識化光子ビームを提供する2つのビームラインがあります。以下にその代表的な標識化ガンマ線ビームの性質を示します。
Beam line Energy Range
(Rint Energy: 1.3 GeV)
# of Bins Intensity Duty
BST-Tagger-I 0.8 ~ 1.26 GeV 160 TBC ~60% (NKS2)
BST-Tagger-II 0.9 ~ 1.25 GeV 116 TBC ~50% (FOREST)

光子ビームライン I での標識化光子ビーム

周回電子でエネルギーのおよそ62~98 %のエネルギー領域を160分割し標識化します。光子ビームの性質は現在調査中です。
詳細は 神田 (kanda@m.tains.tohoku.ac.jp) までお問い合わせください。

光子ビームライン II での標識化光子ビーム

通常、17秒サイクル、フラットトップ10秒で運転を行っています。周回エネルギーのおよそ62〜96%のエネルギーを116分割し標識化します。光子ビームの性質は現在調査中です。
詳細は 石川 (ishikawa@lns.tohoku.ac.jp) までお問い合わせください。

検出器テスト用ビームライン(電子・陽電子ビーム)

 GeVガンマ実験室内の荷電粒子除去用双極電磁石 RTAGX を使用し、検出器テスト用の陽電子ビーム(-30 度、-23 度ビームライン)および電子ビーム(+30 度ビームライン)を提供することが可能です。ビーム強度はエネルギーによって変化しますが20 mφ程度のスポットで kHz 程度です。陽電子ビームの-30 度ラインについては、三連四極電磁石でビーム集束することも可能です。また、偏向電磁石と三連四極電磁石の極性は変更可能です。以下に代表的なビームの性能を示します。
Beam Beam line Maximum beam energy
Positron / Electron ± 30 deg ~840 MeV
Positron -23 deg ~1000 MeV
詳細は石川(ishikawa@lns.tohoku.ac.jp)にお問い合わせください。

放射線安全管理

放射線安全管理室では、放射線業務従事者の管理登録、教育訓練(再教育)の開催、放射線検出器の貸し出し、など放射線業務に関する各種業務を行っています。
 

放射線業務従事者の登録

外部の方が電子光理学研究センターで実験をする場合、所属部局で放射線業務従事者として登録されていることが必要です。その上で、以下にある「放射線業務従事者証明書及び所外における放射線作業承認」の提出をお願い致します。従事者証明書は年度内有効です。また、放射線管理区域に入る前には放射線安全講習の受講が必要となります。放射線従事者証明書は、この安全講習までに提出するようお願い致します。

2017.5.12 様式を更新しました。

放射線業務従事者証明書および所外における放射線作業承認 申請書(PDF形式フォーム付き)
放射線業務従事者証明書および所外における放射線作業承認 申請書(PDF形式フォーム無し)
放射線業務従事者証明書および所外における放射線作業承認 申請書(Word形式)

 

放射線安全教育

電子光理学研究センターでの放射線業務従事者への安全講習について、毎年6月頃に新人教育・再教育を開催するほか、適宜対応致します。

 

電子光センターで実験に使用できる核種

 

放射線業務従事者証明書の発行

電子光理学研究センターで放射線業務従事者に登録されている方(OB・OGを含む)が、他事業所で放射線業務に従事するために必要な証明書を発行します。従事先の所定の書式に記入のうえ、電子光理学研究センターの放射線安全管理室に依頼をしてください。

 

管理室メンバー

菊永英寿(放射線取扱主任者)
武藤俊哉(放射線取扱主任者)
石川貴嗣(放射線取扱主任者)
柏木茂
宮部学
南部健一
菅原由美(技術補佐員)

 

連絡先

放射線管理室(電子光理学研究センター管理棟1階)
〒982-0826 仙台市太白区三神峯1-2-1
電話 : 022-743-3411
メール: kanri @ lns.tohoku.ac.jp

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